最近、偏食と発がんの関係がわかってきました。
私たちが食べているたべものの中に、
がんを引きおこす物質と
がんを抑える物質、その両方が存在しています。
たとえば、乳がん、大腸がん、子宮内膜がんなどは、
脂肪のとりすぎと大きな関係があるといわれています。
その他、あまり多量に食べると、
発がんの可能性が生まれる食品もあります。
反対に発がんを抑える栄養素として、
ビタミンAやビタミンC、ビタミンEなどが注目され、
食物繊維にも発がんを抑えてくれる効果があると知られています。
食事の際はできるだけ多くの種類の食品をとり、
発がん物質の作用を「相殺」していくことが大切です。
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◆2.毎日、変化のある食生活を ◆ |
好き嫌いはありますか?
それは好き、これはあんまり好きじゃない…
そんな食べ物はあるのではないでしょうか。
問題は度が過ぎることです。
同じ食品ばかりを食べ続けることは、
いいことではありません。
たとえばカロテン。
にんじんにカロテンがあっていいからと、
「他の野菜を食べない」というのではなく、
できるだけ多くの緑黄色野菜からカロテンをとることが理想です。
バランスよく、そしてバラエティーのある食生活は
栄養面でもすばらしいし、何より楽しいですね。
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| ◆3.食べすぎをさけ、脂肪はひかえめに −おいしいものも適量に−◆ |
食べすぎの中でも、とくに問題とされるのが脂肪の量で、
脂肪をとりすぎると乳がんになりやすいという報告があります。
従来、日本人女性の乳がんは、閉経前6に対して、閉経後4の割合でした。
近ごろは5対5となり、アメリカ人女性の4対6に近づきつつあります。
原因は、閉経期が遅くなったこともありますが、
動物性脂肪のとりすぎが考えられます。
また、脂肪の摂取量は、乳がんだけでなく、
大腸がんや前立腺がんなどの発生とも関連のあることが指摘されています。
食べすぎと脂肪のとりすぎには、十分気をつけましょう。
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| ◆4. お酒はほどほどに◆ |
『飲みすぎ イコール 肝臓に悪い』
なんか連想ゲームのように浸透していますね。
でもお酒の飲みすぎが体に与える影響は肝臓だけではないんですよ。
WHO(世界保健機構)の調査では、過度の飲酒と口腔がん・咽頭がん・食道がんは関係あるということが報告されています。
また、お酒大スキな人はおつまみを食べずにお酒を飲むことが多いため
栄養のバランスがかたよりやすく、
それも病気になりやすい体をつくる原因だろうと考えられています。
お酒はたのしくほどほどに☆ |
| ◆5.たばこは吸わない◆ |
たばことがんの間には切っても切れない深い縁が…。
皆さんよくご存知ですよね!
たばこと発がんに関する調査の結果、
1日25本以上吸う人は、吸わない人に比べて
喉頭がんが90倍以上、肺がんが7倍になるという結果が!
禁煙すれば危険はそれ以上は増えず、禁煙後5年でほとんど吸わない人と
同じくらいの状態に近づきます。
まわりの人への影響も大ですし、(特に子どもや赤ちゃん)
タバコを吸う方は「禁煙」の決意を固めましょう! |
| ◆6.食べ物からビタミンと食物繊維をとる◆ |
昔から食べ物は自然のお医者様です。
特にビタミンA、ビタミンC、ビタミンE野菜に含まれる繊維質には
発がんを防ぐはたらきがあることが知られています。
これらの栄養素は「スカベンジャー」とも言います。
なんだか強そうですね!
スカベンジャー達は体の細胞の酸化を防ぐはたらきをします。
その結果、細胞をわかわかしく健康に保ってくれます。
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◆7. 胃や食道をいたわりましょう!◆ |
日本人の代表的ながんといえば「胃がん」です。
その割合はすこしずつ減ってきてはいますが、
他のがんにくらべると数は多いようです。
胃がんの発生にとても関係があると指摘されているのが
「塩分」の摂取です。
1日にとる食塩の量は できれば、10g以下とされています。
ですが、日本人の塩分の摂取量は、どの年代でも10g以下ではありません。
男女ともに50代がもっとも摂取量が多いという結果がでています。
また、あまりに熱い食べものや飲みものをものを、ずっと食べていると
がんが発生しやすい環境をつくるといわれています。
塩味をひかえた調理法で、熱いものはフーフーしてから食べましょう!
全国のお料理上手の奥様、塩はひかえめに…!
全国のお優しいご主人様、おかずは「味がうすい!」と
文句をいわずに召しあがれ!
うす味は「愛」なのです! |
| ◆8. こげた部分はよけて食べましょう!◆ |
お肉やお魚を焼いていると、火を通しすぎて「こげ」ができますね。
この「こげ」は、からだの細胞や、細菌などに突然変異をひきおこす
物質(発がん物質)がふくまれることが、最近になって明らかになってきました。
「こげ」の中の発がん物質の量は、調理するときの温度が高く、
調理する時間が長くなるほど増えていきます。
また、「こげ」の中に含まれる発がん物質は
いくつかの種類が確認されています。
お肉やお魚の「こげ」、1食分で口にはいる
発がん物質の量はごくわずかです。
あまりにも神経質になる必要はありませんが、
こげた部分をたくさん食べないようにしましょう! |
| ◆9. 「かび」の生えたものには注意しましょう!◆ |
「かび」といってもいろいろな種類がありますが、
ここでは食品につく「かび」のおはなしです。
カマンベールチーズなど、一部のチーズのように
意図的に「かび」を使った食品には 発がんの心配はありません。
有害なのはピーナッツなど、ナッツ類やとうもろこしにつく「かび」で
これには強い発がん性が認められています。
日本 国産のピーナッツは安全です。
日本に入ってくる外国産のものも、輸入の際に厳重に
チェックされているので危険はありません。
が、食べる前に念のため「かび」がついていないか見てみましょうね。
外国で、現地のナッツ類を食べるときには
しっかりチェックしてくださいね! |
| ◆10. 日光にあたりすぎない◆ |
かつて、日焼けは健康のシンボルでした。
でも今では、紫外線がひふに有害であることがわかり、
肌のやきすぎはなるべく避けたほうがよいといわれています。
紫外線でやけた肌は一種の「やけど」の状態で
目には見えませんが、中では炎症がおきています。
炎症がつづくと、細胞の遺伝子にきずがつき
がんを誘発する可能性がたかくなります。
日本人は、かなり紫外線につよい人種だと言われています。
だからと言っても、あまりまっくろになるまで
日焼けをするのはなるべく避けましょう!
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◆11. スポーツを楽しみましょう!◆ |
健康にやくだつ 3大柱は「栄養」「運動」「休養」です。
かれがたまると、気もちがユウウツになります。
そのつかれが慢性的になると、ストレスがたまります。
ストレスがつづくと、カラダのいろいろな機能が
低下していき、病気にかかりやすくなります。
そうすると、がんになる危険がふえてしまいます。
一日中いすにすわって仕事をしている人々のあいだに
「大腸がんが多い」という研究結果もだされています。
気分をリフレッシュするために
そして健康のためにスポーツを楽しみましょう!
たくさんの汗をかくような運動でなくても大丈夫なんですよ。
大事なのは楽しんでからだをうごかすことなんです。 |
| ◆12.からだを清潔にしましょう!◆ |
まいにちシャワーをあびたり、おふろに入ったりして
からだを清潔にたもっていらっしゃると思います。
からだを清潔にたもつことは、皮膚がんや陰茎がん、
子宮頸がんなどを ある程度 予防できている、ということなんですよ。
むかしのイギリスでは、大きな暖炉の
煙突そうじのお仕事をしている人々のあいだに皮膚がんが発生して
問題になったことがありました。
その問題のあと、煙突のススを調べると
中に がんの原因になるものが たくさん含まれていることがみつかりました。
仕事をしたあとは、きちんと からだをあらうように、
それが広まると、皮膚がんの方の数が少なくなったという例があります。
忙しいからといってシャワーだけで済ませたりするだけでなく、
たまにはお風呂にゆっくりと入って、からだをすみずみまで
洗うことで、きれい・さっぱり!
健康にもよく、気分もよくなるので
今まで以上にがんの予防につながっていきます。 |